手帳という趣味
随分ブログの期間が開いてしまいましたが元気に生存しています。
以前からちょっと書きたいなーと思っていたことがあります。
趣味です。
最近手帳を書くことが趣味です。
具体的に言うと、スケジュール手帳を自作することです。
今まで市販のスケジュール帳を使っていたのですが、なかなか「これだ!」というフォーマットのものに出会えず、だったら自分で作ったろうと思ったわけです。
正直めちゃくちゃめんどくさいんですが、このめんどくささが楽しい。
バレットジャーナル、通称「BUJO」という名前で、手帳や文具好きの間では流行っているとか流行ってないとか。
使っている道具はこちら
まずはお気に入りのノート、ロイヒトトゥルム1917のバレットジャーナル用ノート。ノートのくせに4000円近くします。バカヤローと叫びたくなるほど高値なので、誕生日に友達に買ってもらいました。
基本的にドット方眼のシンプルなノートで、他との違いはインデックスページやページ数が記入されていること。
あとはお気に入りのペンとかテンプレートとかそんな感じ。
それぞれの項目を自分で書きこんでいきます。
私が手帳に求める主な項目は
・インデックス(目次)
・フューチャーログ(月ごとのページ)
・年間スケジュール
・年間タスク・目標ページ
・月間スケジュール
・月間タスク・目標ページ
・月間イベント記録
・デイリーページ(毎日のタスク・日記)
・習慣チェック記録
・タイムスケジュール(主に睡眠・食事)
・インデックス(目次ページ)
ロイヒトトゥルム1917は全ページにページ数がふってあるので、目次を用意することですぐにその目的のページが開けるようにしておきますが、正直書くのが楽しいだけでそんなに見ることはないです(?)
・年間スケジュール
便利な日付用のマスキングテープがあります。
これも一応年間スケジュールですが、更に詳細に月ごとの予定が書きこみやすいようにしてあります。
・年間目標・タスク
もちろん書くのが楽しいだけですが、たまーにページを開いてみると「あ、そういやこれ目標だったな」と思い出せるので便利です。
・月間スケジュール
普通のスケジュール帳と同じように書くだけです。
横にタスクのスペースを設けると見やすくておすすめ。
・月間目標とイベントなどの記録ページ
私はスケジュール帳が日記帳も兼ねているので、思い出に残った事や日々のやるべきことなどを書いたりしています。
・デイリーページ
一番重要なのが毎日のタスクとちょっとした日記のページ。
前日の夜にタスクを書き込み、当日はタスクの□を埋めながらこなしていく。
本当にささいなこと(朝ごはんを食べる、とか、午前中にメールを返信するとかでも)もタスクにすることで、□を塗りつぶすと「できてる!」と思えて自己肯定感が地味に上がるのでおすすめです。
なかなか普通のスケジュール帳ではこういう自由なページを用意できないのがネックだったので、自分で書いていくのがすごいやりやすい。1日1ページ日記のついたスケジュール帳とかもあるけど、私の場合、5行くらいで終わる日もあれば、2.3ページ書くような日もあるので1日1ページでは十分とは言えないのだわ。
あとは、スケジュールというより自分が楽しむためのページとして
・時間割ページ
睡眠時間と食事時間を毎日記録すると生活習慣が整いやすいと聞いたので、書き始めましたが全然整わないので毎月「今月も整ってねぇなぁ」と確認するだけのページです。
・習慣記録ページ
毎日習慣にしたいことを記録すると習慣にしやすいって聞いたので、書き始めましたが全然習慣にならないので「今月も習慣にできなかったなぁ」と確認するだけのページです。
・いつかやりたいことリスト
ちょっと意識高い系みたいなことをやりたくて書き始めましたが、「なーんもやりたくねぇ~」みたいな日に見返してみると、「あ、これやるか」みたいになれたりするので割と便利です。
だいたいこんな感じです。
冒頭ではロイヒトトゥルム1917の写真を載せましたが、最近はミドリさんのMDノートもお気に入りです。
4か月くらいでノートが1冊終わるので、5月からはMDノートを使っています。
無駄をすべてそぎ落とした究極のシンプルデザインがむちゃくちゃカッコよくて愛用しています。
ホームページもめっちゃ好きで、暇なときに眺めるとどんなにしょぼくれていても気持ちを豊かにしてくれます。
実はこのバレットジャーナルという手帳のスタイル、3年前にうつ病になったことがきっかけで始めました。
元々マルチタスクが苦手だったのですが、うつ病になってからそれが一層顕著になり、酷い時には1つのタスク以外全部完全に忘れたりしていました。
あまりにもそれがひどいので、心配した家族や友人から毎日「〇〇やった?」というラインが来ていたくらい。
このままではいかんなぁ、とやんわり思っていたとき、精神疾患や発達障害の人向けの手帳スタイルとしてバレットジャーナルが紹介されているのを見つけたのでした。
最初は「全部自分で書くとかめんどくさすぎぃ」と思っていたのですが、まずは小さいメモ帳に記録することから少しずつ始めて見たところこれが存外に良かった。
特にデイリーページと習慣・時間割ページ。
完ぺきにこなせることはほとんどないけれど、日常生活でやることを「忘れなくなった」というのがすごく大きかった。
毎日書くのは大変ですが、とりあえずこれを書くことさえ忘れなければ、他のことも芋づる式に思い出せるので、薄いメモ帳が次第にちゃんとしたノートになって、今のところ2年以上毎日続けられています。
出かけるときもなるべく持ち歩き、家の中でも常に仕事机の上に置いておくようにしてます。
最近は以前のように何もかも忘れるようなことはなくなったけれど、書くこと自体が楽しくなって続けているような感じです。
ノートに合うペンやツールを見つけた時は本当に嬉しくて、以前以上に文房具が好きになりました。
お気に入りの文房具などについても気が向いたら書こうと思います。
そんな趣味でした。おわりでーす。
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